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2020年12月27日礼拝 音声有



2020.12.27 聖書朗読   マタイの福音書22章34−40節 招詞ヨハネ第一4章7−9節 
聖書の話      「神への愛と人々への愛」
 序文)主イエス・キリスト様の地上生涯最後の一週間の出来事を学んでいます。火曜日はパリサイ人やサドカイ人、律法学者、ユダヤ国会議員たちとの論争の連続でした。彼らはなんとかしてイエス様を罠にかけ、訴える口実を見つけようと躍起になっていました。今朝は律法学者との愛を巡る論争を学びます。
 
Ⅰ 律法学者の質問
1 律法学者がひとり来て、その議論を聞いていたが、イエスがみごとに答えられたのを知って、イエスに尋ねた。「先生、律法の中でどの戒めが一番重要ですか。」律法学者は、律法の解釈と、その多くの規則と規定の専門家でした。律法を知りいかにして適用するかが仕事でした。彼らは神様の律法を613に分け、そのうち248が積極的で365が消極的律法であると日頃論じあっていました。そしてこれらを中心に律法を数百、数千の規則、規定に拡大していったり、また、時には一言で要約したりしました。有名なヒレルと言う学者は「あなた方がされるのを憎むことを、あなたの隣人にするな。これが律法の全体である。残りはその注解である。」といっていました。アキバという学者は「隣人をあなた自身のように愛すること、これが一番おおきい一般的律法である。」といいました。
 イエス様に律法を要約して一番大切なのはどれですか?613のうちで一番はどれですかときいたのではなくて、重要性のことを聞きました。神様の戒めで一つとして小さいのはない。しかし、あるいましめは他よりも重要である。儀式律法よりも道徳律法の方が重要なのです。
 
Ⅱ イエス様の答え
イエス様は二つの大きないましめを取り上げて一つとされました。「イエスは彼に言われた。『あなたは心を尽くし、いのちを尽くし、知性を尽くして、あなたの神、主を愛しなさい。』これが、重要な第一の戒めです。」(マタイ22:34-35、次の申命記6:4-5より)「聞け、イスラエルよ。は私たちの神。は唯一である。あなたは心を尽くし、いのちを尽くし、力を尽くして、あなたの神、を愛しなさい。」
 ユダヤ教の礼拝はこの言葉で始められました。今でもそうです。また申命記6:8-9は小さな聖句箱に入れて、熱心なユダヤ教徒は、祈るときにひたいや腕に取り付けました。祈るたびにこの信条を思い出したのです。さらには出入りするときに思い出すように、円筒状の小箱に入れて家の扉に、その家の中のすべての扉に取り付けました。イエス様の指摘はすべての熱心なユダヤ人が同意しました。
 「『あなたの隣人を自分自身のように愛しなさい』(レビ記19:18)という第二の戒めも、それと同じように重要です。」唯一のまことの神様、契約の主、全存在をもって愛してくださる神様を、わたしたちが全身全霊をつくして愛するなら、この主に対して同じ関係にたつ同胞に対して憎しみ、恨みを抱けるはずがない。むしろ自分自身と同じように隣人を愛さなければならない。自分自身を愛することが本能的に出てくるように、同じ選民への愛も自然に出てくるはずでしょう。第一ヨハネ4:20-21「神を愛すると言いながら兄弟を憎んでいるなら、その人は偽り者です。目に見える兄弟を愛していない者に、目に見えない神を愛することはできません。神を愛する者は兄弟も愛すべきです。私たちはこの命令を神から受けています。」
 さて、イエス様が引用されたときの、この律法への新しい意味は、単に隣人を選民とだけ解釈して適用して来たかというとそうではなく、新約聖書全体、福音書の主よりみて、異邦人にも及ぶべき愛であることを知ります。イエス様にとって神様を愛し、隣人を愛することが律法の中心で一番重要なことでありました。
 
 Ⅲ 律法学者の反応  マルコの福音書12章32−34節
 マタイはイエス様の答えだけで終わりにしました。律法学者の応答はどのようでしたか。平行章句のマルコ12章32−34節に書かれています。「律法学者はイエスに言った。『先生、そのとおりです。主は唯一であって、そのほかに主はいない、とあなたが言われたことは、まさにそのとおりです。そして、心を尽くし、知恵を尽くし、力を尽くして主を愛すること、また、隣人を自分自身のように愛することは、どんな全焼のささげ物やいけにえよりもはるかにすぐれています。』イエスは、彼が賢く答えたのを見て言われた。『あなたは神の国から遠くない。』それから後は、だれもイエスにあえて尋ねる者はいなかった。」
  学者は主イエス様の言葉を喜んで受け入れました。主が言われたことは正しいと肯定しました。そのような愛はすべての犠牲よりも優れていると続けていいました。彼は適切な応答をし、賢い返事をしました。彼が当時の律法学者よりも高い見識を持ち、律法の神髄を汲み取っていたといえます。
 「イエスは、彼が賢く答えたのを見て言われた。『あなたは神の国から遠くない。』それから後は、だれもイエスにあえて尋ねる者はいなかった。」主の答えの中に彼への愛の訴えがあります。「遠くない」とは、今一歩だよという言い方です。私の道を走りなさい。神の国の真実な民となるだろう。
 では、誰が神の国に入れるのでしょうか?神を愛し、隣人を愛せるでしょうか?私たちは、生まれつきのままでは難しいと知っています。当時の律法学者たちは正しいことを知っていました。しかしそのようにできないのがほとんどでした。イエス様の彼らについての指摘は、私たちへのよい示唆となります。
「イエスはその教えの中でこう言われた。「律法学者たちに気をつけなさい。彼らが願うのは、長い衣を着て歩き回ること、広場であいさつされること、会堂で上席に、宴会で上座に座ることです。また、やもめたちの家を食い尽くし、見栄を張って長く祈ります。こういう人たちは、より厳しい罰を受けます」(マルコ12:38-40)。
ここに描かれている姿は「人に見せるため」に焦点が合っています。人から尊敬されるための演出、長い衣を着て、房まで付けて長くしていました。威厳を示すために着た。広場の挨拶、ラビと呼んでもらうのが最大の喜び。呼んでもらえないときは一生顔がつぶされたと、こだわった。上座、尊敬の現れ。聖なる巻物(聖書)がしまわれている櫃の前に会衆に向かって長い椅子が置いてあった。見栄のために長く祈る。学者、パリサイ人たちの祈りは長くてくどくどしているので有名であった。その祈りは人々に向かってなされるほどには、神に向かって捧げられなかったと言われているほどである。やもめの家を食いつぶし、律法学者たちが自分たちを支持する者は天国で高い地位につくことができるなどと教えてだました。
 ですから、イエス様の警告は、著名になりたいと思う願いへの警告、尊敬されたいと願うことへの警告、信仰を商売にしようと企てる者への警告なのです。
 
 結び)救い主イエス・キリストを愛するという動機において、私たちは神への愛と人への愛を正しく発揮できるのです。それは助け主である聖霊様が私たちの内に住んで働かれるからです。あなたはこのイエス・キリスト様を愛していますか?
 
 
 
Matthew 22:34-40 “Love for God and Love for People”
Today, learning about the debate the teachers of the Law of Moses had.
I. Teachers of the Law of Moses in Jesus’ day categorized and analyzed each commandment in it, and tried to sum up and the whole of them. The lawyer here was asking not which was “first” but what was the most important law.
II. Jesus’ answer comes from Deut 6:4-5 and Lev 19:18
Deut 6:4 “Hear, O Israel: The LORD our God, the LORD is one. 5 You shall love the LORD your God with all your heart and with all your soul and with all your might.”
Lev 19:8 “18 . . . you shall love your neighbor as yourself: I am the LORD.”
If we love God, we will love those He has made in His image—not only Jews, but all people. See 1 John 4: 20.
III. The Lawyer’s Response (from Mark 12:32-34)
In Mark we have more details of how the lawyer responded. He responded positively, and Jesus replied, “You are not far from the kingdom of God.” In this passage He further warned (vv. 38-40) against the self-centered, faith-utilizing pride of many lawyers. This shows us what is needed to enter God’s kingdom: humble reliance on God and love for Jesus.
Do we love Jesus? The Holy Spirit works to create love for Jesus and then for people in us.

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